パラワン北部で禁漁 11月1日から3カ月
[ 340字|2024.11.4|経済 (economy)|econoTREND ]
農務省漁業水産資源局は10月31日、パラワン島北部の海域における遠洋漁業について、11月1日から来年1月31日まで禁漁措置を取ると発表した。ムロアジ(比名ガルンゴン)などの魚類の資源保護を強化するため。同局はパラワン島北部の海域で過去9年間にわたり禁漁措置を導入しており、過去8年間で確実にムロアジなどの水揚げ量が増えているとその効果に自信を示している。同局によると、ムロアジの水揚げ量に占める成魚の割合が2015年の58%から2023年には85%にまで増加したほか、水揚げしたムロアジの平均の長さも16.7センチから18.9センチに伸びた。また、パラワン州におけるムロアジの水揚げ量も16年に7507トンだったのが、22年には8146トンに増えている。(1日・マニラタイムズ)