メラルコと韓国企業原子力発電で提携へ
[ 308字|2024.10.11|経済 (economy)|econoTREND ]
配電会社マニラ電力(メラルコ)は、韓国のエネルギー企業、斗山エナビリティーとフィリピン国内における原子力発電施設の開発に関する提携覚書を締結した。覚書にはバタアン原子力発電所再整備事業、小型モジュール炉研究開発、温室効果ガス削減に向けた機器や設備の開発に関する内容が含まれている。特に、温室効果ガス削減に向けた機器や設備の開発については、老朽化した火力発電所におけるアンモニア混焼技術の導入事業が検討されている。また、原子力発電事業とは別に、斗山エナビリティはメラルコの子会社が運営する発電所に対するガスタービン開発事業やコンバインドサイクル発電事業に向けたEPC契約受注も目指している。(9日・マニラブレティン)