マニラウォーター株式をアヤラが売却
[ 316字|2024.5.20|経済 (economy)|econoTREND ]
アヤラ財閥の持株会社アヤラコーポレーションは、グループが所有するマニラウォーターの株式(発行済み普通株式の計23.6%)をエンリケ・ラソン氏が経営するトライデントウォーター・ホールディングスに売却した。売却額は145億ペソ。アヤラコーポレーションは今回の持株売却で普通株式はすべて売却し議決権も失ったが、まだ優先株式を通じてマニラウォーターの12.08%経済権益を所有している。しかし、この経済権益も2029年に予定されている償還支払いで消滅する。トライデントウォーターは2023年末時点でマニラウォーターの58.32%議決権を確保している。アヤラ財閥は1997年8月に首都圏水道局と民営化事業契約を結んでいた。(18日・スター)