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　米国の大手銀シリコンバレー銀行とシグナチャー銀行が相次いで倒産した問題について、フィリピン銀行家協会（ＢＡＰ）は14日、「比の銀行システムには影響ない」とする声明を出した。シリコンバレー銀行は2008年のリーマン・ショック以降で最大の資産規模を持つ米銀の倒産となっており、世界の株式市場で下落が相次いでいる。しかし、同協会は「国内銀行は比経済のすべてのセクターにまたがる多様な預金ベースを持っていることから顧客の必要に応じた資金提供を継続できる。また比中央銀行が定めている各順守要件を超える資本金や流動資金を持ち続けている」として心配する必要はないと強調している。（14日・スター）