21年鉱物資源埋蔵額が32%増 ニッケルなど主要4鉱物
[ 333字|2022.6.6|経済 (economy)|econoTREND ]
比統計庁の4日発表によると、2021年の国内における主要4鉱物資源に関するクラスAレベル(商業的に採算の取れる鉱石採掘が出来るレベル)の鉱物埋蔵額が3780億4000万ペソで20年比32.3%増加。中でもニッケルの埋蔵額が1866億2000万ペソで前年比50%増と拡大した。しかし、埋蔵量自体は474万トンほどと同4.8%減少している。一方、銅の埋蔵額は463億8000万ペソで20年比30.9%増加しているが、埋蔵量は331万トンで同1.6%減。金の埋蔵額も1434億5000万ペソで同12.7%増加したが、埋蔵量は475トンで同3.6%減少。さらにクロム鉄鉱も埋蔵額が16億ペソと同9.6%増加したが、埋蔵量は3597万トンと7.7%減少した。(5日・スター)