事業解禁修正を拒否 知事が州議会決定を白紙に 露天掘り鉱山 南コタバト州
[ 926字|社会 (society) ] 無料南コタバト州議会が露天掘り鉱山を凍結してきた州条例を5月に修正し解禁に踏み切った問題で、タマヨ州知事が拒否権を行使し、再度、露天掘り鉱山を禁止した
ミンダナオ地方南コタバト州の州議会が5月16日、州内の露天掘り方式による鉱山の操業禁止措置を定めた条例を修正し、禁止措置を撤廃した問題で、同州のレイナルド・タマヨ・ジュニア知事が3日、声明を発表し、州議会の条例修正を拒否したことを明らかにした。露天掘り鉱山事業の凍結を盛り込んだ州条例は12年にわたり効力を持ち続けており、今年5月に急きょ州議会により修正された際には環境保護団体などから強い批判の声が出ていた。4日の英字紙インクワイアラーが報じた。