セブでLNGコンバインドサイクル発電所 サンミゲル発電部門が計画
[ 443字|2022.4.26|経済 (economy)|econoTREND ]
複合企業大手サンミゲルの発電子会社SМCグローバル・パワー・ホールディングスは、セブ州ラプラプ市に液化天然ガス(LNG)燃料を使用するコンバインドサイクル発電所(最大発電量600メガワット)を建設する事業計画の承認に向けて環境天然資源省に申請したことを明らかにした。
複合企業大手サンミゲルの発電子会社SМCグローバル・パワー・ホールディングスは、セブ州ラプラプ市に液化天然ガス(LNG)燃料を使用するコンバインドサイクル発電所(最大発電量600メガワット)を建設する事業計画の承認に向けて環境天然資源省に申請したことを明らかにした。同発電所は、ラプラプ市にあるケッペル・セブ・シップヤード・ランドとナショナル・ディベロップメントが所有する26ヘクタールの用地を借りて建設するもので、総事業費は10億2000万ドルと見積もられている。今年9月までに着工し、2024年6月までの商業運転開始を目指す。SМCグローバル・パワーはバタンガス市でも液化天然ガス燃料のコンバインドサイクル発電所建設事業(総発電量1300メガワット)を進めているほか、レイテ州タバンゴ町や東ネグロス州サンカルロス市などでもそれぞれLNG燃料のコンバインドサイクル発電事業を計画している。コンバインドサイクル発電は内燃力発電の排熱で汽力発電を行う複合発電システム。(25日・スター)