比再エネ発電への転換に向け調査 IFCとアボイティスが提携
[ 329字|2022.4.1|経済 (economy)|econoTREND ]
国際金融公社とアボイティスパワーは、比国内の電力発電における石炭火力中心から再生可能エネルギーへの転換を促進させるための事業可能性調査で提携合意。
世界銀行の民間セクター開発部門、国際金融公社(IFC)とアボイティス財閥の再生可能エネルギー子会社、アボイティスパワーはこのほど、比国内の電力発電における石炭火力中心から再生可能エネルギーへの転換を促進させるための事業可能性調査で提携合意に達した。比の気候変動対策を支援することも視野に、ハイブリッド型太陽光発電やエネルギー貯蔵事業など違った種類の再生可能エネルギーを組み合わせるソリューションについて検討、評価するという。IFCは2007年にもアボイティスパワーに対し、発電所再整備事業への財政支援で提携している。比政府は再エネの電源構成比を2030年までに35%、40年までに50%まで引き上げることをそれぞれ目標に設定している。(3月31日・スター)