11月外国直接投資純流入 10.9億ドルと2年ぶり高水準
[ 377字|2022.2.14|経済 (economy)|econoTREND ]
中央銀行の10日発表によると、2022年11月単月の外国直接投資の純流入額が10億9500万ドルで前年同月比96%増とほぼ倍増した。前月10月比でも28%増加しており、コロナ禍前の2019年12月に13億6200万ドルの純流入額を記録して以降、23カ月ぶりの高水準となった。21年1~11月期の外国直接投資の流入額は92億3800万ドルと前年同期比52.5%増まで拡大しており、中銀の21年通年目標だった80億ドルをすでに超えている。リサール商業銀行(RCBC)のマイケル・リカフォート経済専門員は、比政府が昨年第4四半期ごろから防疫強化地域(ECQ)などの従来の広範な地域を対象とする防疫措置から、局地的封鎖に限定する警戒レベル制に移行するなど、経済再開を優先する政策を取ったことを外国人投資家らが好感したと分析している。(11日・ビジネスワールド)