22年送金伸び率5.4%と予測 前年4.9%から拡大と英シンクタンク
[ 277字|2022.2.14|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピンの国内消費を支える在外フィリピン人からの国内送金について、英シンクタンクのオックスフォード・エコノミクスは2022年通年の比への送金が21年比で5.4%まで拡大するとの予測を発表した。21年の送金伸び率予測の4.9%からさらに加速するという。送金元の米国など海外主要国での経済回復が進んでいることから、21年11月の送金実績が前年同月比5.2%増まで拡大しており、この傾向が22年度も続くとしている。このため、同シンクタンクは22年の国内民間消費も前年比7.3%増加するほか、住宅投資も30%近くまで拡大すると予測している。(12日・スター)