ヘリコプター巡り訴訟 台湾企業と比運行会社大手
[ 367字|2022.1.18|経済 (economy)|econoTREND ]
比国内で大手バス運行会社やフェリー会社などを経営する比人実業家のクリストファー・パストラナ氏はこのほど、台湾の航空機リース会社チャイリース・グループを相手取り、エアバス社製ヘリコプターの購入契約を巡り契約不履行などでパサイ市検察局に告訴した。一方、チャイリース・グループによると、このヘリコプターは自社が370万ドルで購入し、パストラナ氏が経営する航空機運行会社のCAPPインダストリーズに300万ドルの賃貸借契約で貸与しただけだと主張、比国内で最高裁まで争う姿勢を見せているほか、米ニューヨークの仲裁機関に申し立てることも検討しているという。パストラナ氏は長距離バス大手のJAМライナーやフィルトランコ・サービス・エンタープライズ、フェリー運航大手のアーチペラゴ・フィリピンズ・フェリーなどを率いている。(17日・マニラタイムズ)