第4四半期成長率は7.4%か ジョクノ中銀総裁予測
[ 321字|2022.1.18|経済 (economy)|econoTREND ]
ジョクノ中央銀行総裁はこのほどマニラ・ロータリークラブの会合で講演し、フィリピンの2021年第4四半期(10~12月)における国内総生産(GDP)伸び率が7.4%まで拡大するとの見通しを示した。前期7~9月期の7.1%増からさらに拡大する見込み。コロナ禍で比の経済成長率は2020年第1四半期から5四半期連続でマイナス成長を記録したが、21年4~6月に12%増と回復して以来、大幅なプラス成長率になっている。2022年の経済成長率予測について同総裁は、「オミクロン株による感染拡大が続いているが、2月中旬から3月までにはこの変異株はなくなると期待しており、年間7~9%成長という政府目標は達成されるだろう」と自信を示した。(17日・スター)