比産バナナの全量検査撤回 日本政府
[ 296字|2022.1.11|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピン農務省植物産業局によると、日本政府がこのほど、輸入されたフィリピン産バナナ(キャベンディッシュ種)に対する全量検疫検査手続きを撤回した。フィリピンからは現在、82社の輸出企業が日本にキャベンディッシュバナナを輸出しているが、日本政府が義務付けていた検査基準や植物検疫手続きを高い基準で順守してきているため、今後は全量検疫検査の対象から外されることになり、日本へのバナナ輸出量がさらに拡大する見通しだという。また、農務省によるとルソン地方で収穫されるオクラが昨年から韓国へも輸出されるようになり、日本に次いで有望な海外市場が確保できたとして期待されている。(10日・マニラタイムズ)