伝統米有機農法で国家基準策定へ
[ 268字|2021.9.7|経済 (economy)|econoTREND ]
農務省の農水産業基準局(BAFS)は、国内各地で栽培されている伝統米の有機農法に関する国家基準(PNS)を策定するため、関係者らを集めた諮問会議を開いた。近く同局が国家基準を発表し、国内や海外の市場で有機米としての伝統米の販売促進に役立たせる。諮問会議には政府関係者や学識者のほか、イフガオ、カリンガ、ボホール、ブキドノン各州などで伝統米を栽培している農業協同組合の職員らが参加した。イフガオやカリンガなどコルディリエラ行政区で生産された伝統米のうち2005年から14年までに総額860万ペソ分が輸出されているという。(5日・スター)