家畜伝染病の影響で豚肉生産10%減か
[ 228字|2021.3.29|経済 (economy)|econoTREND ]
米国農務省は、2021年通年のフィリピンの豚肉生産量が前年比10%減少すると予測している。20年も19年比で6%減少していた。アフリカ豚熱の影響で昨年多くの豚が殺処分された後、今年に入っても豚肉の飼育数が増えておらず、また飼料の輸入も減るとみられることから、豚肉生産量はさらに落ち込むという。国内の養豚業者組合によると、アフリカ豚熱の被害が最も深刻だったルソン地方では養豚業者で現在も飼育を継続しているのは全体の30〜35%。(27日・インクワイアラー)