メラルコ含む連合体の事業契約ガーナが破棄
[ 283字|2019.10.26|経済 (economy)|econoTREND ]
ガーナ政府は、マニラ電力(メラルコ)を主体とする企業連合体に発注していたガーナ電力(ECG)所有の配電関連資産の買収・民営化契約を正式に破棄した。メラルコは配電企業連合体パワー・ディストリビューション・サービシーズ・ガーナ(PDS)の株式の30%を持つ最大の株主。PDSはECGが所有する配電事業を買収する契約をガーナ政府と結んでいた。しかし、需要保証に関する条項に虚偽の内容が含まれているとして、契約を破棄すべきだと同政府が最終的に判断したという。契約では最初の5年間で企業連合体側が総額5億8100万ドルを投資する計画だった。(23日・インクワイアラー電子版)