「大統領らしい演説」財界団体が評価
[ 267字|2018.7.28|経済 (economy)|econoTREND ]
国内財界団体の一つ、フィリピン諸島商工会議所(CCPI)のユーロ会頭は、ドゥテルテ大統領による3回目の施政方針演説について、「悪口や矛盾がなく初めての大統領らしい演説だった」と評価する声明を出した。しかし、同会頭は、高い失業率や貧困率の解消、また国内の工業化をどのように進めるのか具体的な政策の提示がなかったとして、失望感も示した。一方、リムホコPCCI会頭は、同演説が新味に乏しかったとした上で、ビジネスのし安さを高める法案が国会を通過したものの、施行規則がまだ制定されていないとして早期の規則発令を求めた。(25日・ブレティン)