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10月23日のまにら新聞から

国内ニッケル生産量量 24年縮小も来年回復へ

[ 378字|2024.10.23|経済 (economy)|econoTREND ]

 フィリピン鉱山会議所のダンテ・ブラボ理事によると、国内のニッケル生産量が今年に入って気候不順や国際市場価格の下落により23年比で縮小する見通しとなっているが、25年には気候も安定すると予想され、比政府の鉱山事業に対する税負担緩和政策が実施される予定であることから生産量が再び増加するとの見方を示した。鉱山地質学局によると、2023年通年の国内のニッケル鉱石出荷量は3514万トンと22年比19%増加し、生産額も658億4500万ペソと同7%増加していた。ニッケルの国際市場価格は23年にも下落していたが、生産量が拡大したために生産額自体は増加した。しかし、今年1~6月期のニッケル鉱石生産量は1337万トンと前年同期比19.4%減少しているほか、生産額も国際市場価格の低迷により239億9000万ペソとさらに同24.32%減少している。(21日・スター)

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