国家警察によると、闘鶏関係者遺棄事件の調査で、バタンガス州タール湖から採集されたサンプル91個のうち、６個の人骨の特定が完了した。サンプルからの個人識別情報の抽出には５～７日かかるが、長時間の水没と湖水に含まれる硫黄の影響で解析に時間を要している。解析のため、すでに18人の行方不明者家族からＤＮＡを収集したものの、サンプルから個人識別情報を抽出できない限りは、家族のＤＮＡと照合できない。なお、退役警察長官のエストモ氏を含む、18人の警察官に、犯行関与の疑いがもたれている。エストモ氏は容疑を否認し、訴訟を視野に弁護士と相談しているという。（18日・テンポ）