フィリピン娯楽ゲーミング公社(PAGCOR)は6月30日、違法なオフショア・ゲーミング運営会社(POGO)で雇用され、出入国管理庁(BI)に収容されている外国人労働者の国外退去を支援するため、BIに5000万ペソを助成すると発表した。助成金は2500万ペソずつ2回に分けて交付され、第1回分はパサイ市のPAGCOR本部 での調印式で支払われた。 PAGCORのテンコ会長は、「多くの外国人労働者は航空券代が払えず帰国できない。助成により、人道的観点に即した支援が可能になる」と述べた。また、同会長は昨年のマルコス大統領の指示に基づき、PAGCORがBIと連携し違法POGOの取り締まりを進めていると強調した。 (4日、Pジャーナル)
違法POGO従業員の送還支援へ
2025/07/05
