7日、パンガシナン州の西フィリピン海で、違法薬物とみられる漂流物が確認された。数日前にも同海域で11億7000万ペソ相当の違法薬物が回収されており、今回も数億ペソ相当の可能性がある。比沿岸警備隊(PCG)マリアーノ司令官は、取り締まりを受けそうになった密売人らが海上に投棄した可能性があるとして、住民が不審な動きをしている人物を報告できるよう取り組みの強化を続けるとしている。住民や漁業関係者には、不審な荷物の発見時は直ちに最寄りのPCGへ報告するよう求めている。現在、PCGは回収された違法薬物の出所や受取人の特定に向けた捜査を続けている。(8日・テンポ)
西フィリピン海で多数の違法薬物見つかる
2025/06/09
