外務省はこのほど、19世紀の比人作家フランシスコ・バラグダスの詩がアルバニア国立図書館に所蔵されると発表した。所蔵された詩「フロランテとラウラ」は、バラグダスの代表作で、１８３８年の初版以降途切れることなく出版され続けている。アルバニアを管轄する在ローマ比大使館と、比国家書籍開発評議会の協力で、同作のタガログ語からアルバニア語への翻訳事業も併せて行われた。今回の事業は、「比とアルバニアの二国間関係の重要なポイント」と位置付けられ、同国の首都ティラーナの比文学へのアクセス性向上と、読者が比文化に興味を持つ足がかりとしての役割が期待される。（28日・ピープルジャーナル）