関税庁は3月28日、サンバレス州スービック港で、輸入品の精製砂糖を押収、拘留令状を発行した。押収品は20フィートコンテナ14台分で、推定価値は2872万ペソとみられる。ベトナムのドンナイ省から輸入され、「スイートミックスパウダー」と申告されていたため、誤申告か輸入規約違反の可能性が浮上。砂糖規制庁の協力で行われた成分分析の結果、サンプルのショ糖含有率が65%以上であったため、押収品は精製砂糖として再分類された。食料安全保障の徹底と、農産物密輸の撲滅を掲げるマルコス大統領の姿勢が、「甘くない」摘発につながった。(11日・ピープルジャーナル)
虚偽申告の輸入精糖を押収
2025/04/12
