ケソン市選出の下院議員マーヴィン・リロは16日、地方自治体とリゾート運営者に観光客の安全確保を徹底するよう求めた。12日にスロバキア人観光客ミカエラ・ミコバの遺体がボラカイ島の廃ホテルで発見された事件を受けたもの。「当局は犯人を迅速に逮捕し、責任を追及すべきだ」と述べた。また、「犯罪抑止には速やかな逮捕と裁判が不可欠」と強調。「地方自治体、リゾート運営者、警察が警戒を怠らないことが重要」と訴えた。観光省によると、２０２５年１～２月の外国人観光客は延べ１０８万３，４０２人。ボラカイ島は世界有数の観光地とされる。リロはミコバの遺族に哀悼の意を表し、「遺族には正義が必要だ」と述べた。（17日、Ｐジャーナル）