首都圏パシッグ市の市長選に立候補しているサラ・ディスカヤ氏は５月の中間選挙に向けて公約を発表。当選した際にはパシッグ市の全市民を対象とした統一身分証（ＩＤ）制度を実現させると約束した。ディスカヤ氏は「パシッグ市を効率性とスピード、そして近代性を優先させる市に積極的に変身させる」と訴えており、市民共通ＩＤ発行で、給付金支給や健康診断の受診などの市民サービスへのアクセスを迅速に行うことが出来ると自信を示している。同氏は新ＩＤ制度の名称を「パシッグ市民はパシッグＩＤカードと一緒に家族になろう」と呼ぶことにしており、市長に選ばれれば、年内にも新ＩＤカードを導入するとしている。（７日・ピリピノスターガヨン）