首都圏カロオカン市メイパホで18日午前11時45分ごろ、同マニラ市に住む男（49）が小学校に登校していた10歳男児の手をいきなり引っ張って連れ去ろうとしたが、男児は抵抗して逃れた。すると男は別の９歳女児を同様に連れ去ろうとしたが女児も抵抗して無事逃れた。その様子を見ていたバランガイ警備員の男性が男を問いただしたところ、男は自分の子どもだと主張。しかし、女児が「父親ではない」と否定したため、その場で男を拘束した。警察の調べに対し男は、自分の子どもらと最近別れて住むことになり寂しかったと供述している。カロオカン市のマラピタン市長は登下校の際の警備を強化するよう地域の担当者らに呼び掛けた。（20日・ピリピノスターガヨン）