デング熱増加に対応するため、首都圏マンダルーヨン市でウイルスを媒介する蚊の駆除に１匹あたり１ペソの報奨金を出す取り組みが始まった。取り組みをはじめたのは同市のバランガイ（最小行政区）アディションヒルズ。同地区はマンダルーヨン市で最も感染者が多く、現時点で、44人の感染が報告され、その中には死亡した学生も含まれる。同地区の取り組みは国・自治体レベルの取り組みと歩調を合わせて実施され、殺虫剤の散布、蚊が繁殖する場所の清掃、デング熱の認知向上キャンペーンなどと共に行う。また住民にはバケツに入れたままの水など、蚊の繁殖場所となるものを撤去するよう求めている。（18日・テンポ）