首都圏マニラ市サンタアナ地区の路上で3日夜、青少年の十数人が集団で1人の青年を暴行する事件が発生した。街中に設置されている監視カメラをモニターしていた首都圏警察マニラ市本部サンタアナ分署の警官らが発見した。署員らはすぐに現場に駆け付け、14歳から18歳の青少年12人を暴行容疑で現行犯逮捕した。暴行を受けていたのは同地区に住む18歳の青年で大勢の青少年から一斉に殴る蹴るなどの暴行を受けていた。しかし、逮捕された青少年たちは「テンプル・ストリート・トレセ」という名称の友愛会の入会儀式だったと主張し、いじめや暴行ではなかったと容疑を否認している。友愛会の入会儀式を巡っては、これまでにも大学で死者が出るなどの事件も発生している。(5日・ピリピノスターガヨン)
「暴行」か「入会儀式」か
2025/02/06