8日、埼玉アリーナで行われたワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級決勝で日本の井上尚弥に敗れたが、ノニト・ドネアは息子との約束を守った。息子にモハメド・アリ・トロフィーを持ち帰ると約束していたドネアはフェイスブック上の投稿で、井上にお願いして一晩トロフィーを借りたと明かした。涙ぐむ息子、「イノウエおめでとう」と祝福を送る息子の動画もアップロードされている。ドネア選手は「人生には勝つ時も負ける時もあり、どちらも潔さが大切と息子への人生の教訓を伝えたかった」と語った。(10日・テンポ)
ドネアが井上にトロフィーを借りる
2019/11/10