農務省はこのほど、韓国産加工豚肉の輸入禁止措置を６年ぶりに解除した。同省は韓国でアフリカ豚熱の感染拡大が顕著となったことから2019年に同国からの加工豚肉の輸入を禁止したが、８日付で輸入禁止を解除する通達を出した。最近に実施した輸入リスク分析（ＩＲＡ）の結果が国際獣疫事務局（ＷＯＡＨ）の定める基準をすべて満たしたことが判明したため、輸入が再開されることになったという。ラウレル農相が署名した新通達によると、加工豚肉に対し高水準の熱処理を加えることなどが輸入解除措置の条件として盛り込まれている。（６日・マニラタイムズ）