貿易産業省とココナツ繊維の事業化を促進させるオランダの非政府組織(NGO)PUMネザーランドは27日、ミンダナオ地方ダバオ地域におけるココナツ農家組合などへのココナツ繊維開発に関する支援事業で提携合意した。同省が立ち上げているココナツ農家産業開発計画(CFIDP)の一環で、1月22日に同組織の専門家がダバオ地域の農家組合や企業など25団体の代表者らに対して個別相談会を実施した。欧州では現在、ココナツを原材料とした基質や媒体製品に対する需要が高まっているという。ダバオ地域は国内のココナツ生産量の13%を占め生産量で国内トップ、栽培面積で4位となっている。DTIは今年、ダバオ地域でココナツハスク(殻)生産分布調査を実施する。(28日・インクワイアラ―)
DTIと蘭NGOがココナツ繊維開発支援
2025/1/30
経済