運輸省は、ラギンディガン空港やカガヤンデオロ市などミンダナオ島北部の主要都市や空港・港湾などを結ぶミンダナオ鉄道第3フェーズ(全長54.8キロ)に関する初期事業可能性調査に着手した。デロイトトウシュトーマツ・インドLLPとASA法律事務所の合弁企業が担当する。第3フェーズは客車と貨物双方が利用し、ミンダナオ地方北部の物流を支える動脈として期待されている。第1フェーズはダバオ地域を結ぶ計画だが、中国政府との融資交渉が暗礁に乗り上げたことで比側が交渉を打ち切っており、事業はとん挫している。(6日・スター)
ミンダナオ鉄道第3フェーズ初期事業可能性調査に着手
2024/2/7
経済