貨物コンテナ追跡システム導入請け負い業者のシップテック・ソリューションズとネクスティックスの２社が18日までに、フィリピン港湾庁（ＰＰＡ）を相手取り、ラグナ州サンペドロ市地方裁判所に提訴した。原告２社によると、同システム構築が最終段階に近づいたにもかかわらず、2022年11月までに発行される予定だったＰＰＡの運用ガイドラインがまだ発出されておらず、業務に大きな支障が出ているという。同システム導入については、比商工会議所や比輸出業者組合連合、外国人商工会議所連合など主要財界団体が、貨物輸送コストが最大50％上昇するとして反対している。（18日・インクワイアラ―）