シー財閥の中核持株会社、SMインベストメンツの傘下で国内地熱発電大手のフィリピン・ジオサーマル・プロダクション(PGPC)がこのほど、アルバイ州のマリナオ火山周辺地帯における地熱探査事業を開始した。開発が順調に進めば49メガワットの発電量を持つ地熱発電施設が建設できる見通し。PGPC社は現在、カリンガ州とベンゲット州、カガヤン州とケソン州、南北カマリネス州で地熱開発事業を抱えている。同社は現在、国内で初めて地熱開発されたアルバイ州のティウィ地熱発電施設とラグナ州とバタンガス州にまたがるマクバン地熱発電施設を運転しており、ルソン地方で現在、合計300メガワット分の地熱発電事業を運営している。(8日・スター)
比地熱大手PGPCアルバイ州で開発着手
2025/4/10
経済