関税庁(BOC)は7日、今年に入って押収した密輸電子たばこ製品やその関連部品、リキッドやアクセサリーなど合わせて32億6000万ペソ分を廃棄処分にした。マルコス大統領も参加したマニラ市サウスハーバーにおける廃棄式典では、今年に入って首都圏における10カ所の倉庫への立ち入り捜査で押収した297万7925点の密輸品を集めて処分を実施した。BOCは昨年度、密輸電子たばこを巡り計48回の立ち入り捜査を行い、市場価格にして総額66億5800万ペソ分の密輸電子たばこやそのアクセサリーなどを押収した。政府は国内外の取締り機関との情報共有などを強化しており、取締りの成果が出てきている。(8日・マニラタイムズ)
密輸電子たばこ押収 1~4月で32.6億ペソ
2025/4/9
経済