ゴコンウェイ財閥の中核持株会社、JGサミット・ホールディングスは2025年のグループ企業における資本支出総額が692億ペソと24年度の983億ペソから29.6%縮小する見通し。国内格安航空最大手のセブパシフィック航空を運行するセブエアーが25年の資本支出額を330億ペソと24年の646億ペソから49%削減していることが大きい。セブエアーは今年、新たに航空機7機と航空機エンジン6台の納入を受ける予定で、昨年の航空機17機、エンジン10台から大幅に縮小される見通しで支出が大幅に減少する。一方、傘下の即席めん・菓子メーカー大手のユニバーサル・ロビナは25年の資本支出が111億ペソと24年の77億ペソから44%拡大させている。同社は現在、バタンガス州マルバール町にメガ工場を建設中で、今年中に商業運転を開始する予定。(7日・マニラブレティン)
JGサミット支出 25年は30%減
2025/4/9
経済