電子決済プラットフォーム大手で通信最大手PLDT傘下のマヤ・フィリピンのマヌエル・パギリナン会長は、同プラットフォームの今年上半期の収益が「黒字になった」と明らかにした。同社は昨年、赤字経営だった。上半期の具体的な純益額などは明らかにしていないが、1~3月期決算では純益が3億ペソとなり、前年同期の4億ペソの損失から黒字化していた。パギリナン会長は25年通年で純益10億ペソを超えることも可能だと指摘していた。経営黒字化が確実になったことでパギリナン会長は、自身がやはり会長を務めマヤの38%持株を所有するPLDTが、マヤに20%以上の持株を所有する米国ファンドのKKRとの間で、マヤ株式を買収するための初期交渉を開始したことを明らかにした。(21日・インクワイアラ―)
マヤフィリピン 上半期収益が黒字
2025/7/22
経済