シンガポールに拠点を持つフィンテック企業、ロシPteはこのほど、フィリピンのクレジットカード利用者のカード借入の負債額が平均的月収の4倍を超えており、「危険的レベル」にあると警告している。同社によると、シンガポール人の平均月収は6167シンガポールドル(27万3000ペソ)と東南アジア地域でトップであるのに対し、カード負債額は5335シンガポールドル(23万6000ペソ)にとどまっている。一方、フィリピン人の利用者は平均月収が2万1900ペソに対し、クレジットカード借入額が平均9万2800ペソで月収の4倍を超えており、東南アジア諸国では最悪の水準。比国内全体の借入は国内総生産の11.7%しか占めておらず、クレジットカード利用者が特に借入を積極的に行っているという。(7日・インクワイアラ―)
比クレジットカード 負債が危機的レベル
2025/7/9
経済