実業家マヌエル・パギリナン氏が率いる鉱山企業大手フィレックス・マイニングの2024年決算報告によると、純益が8億1020万ペソと23年比で20%減少した。国際市場で金や銅の市場価格が高騰したため総収入が81億8000万ペソと23年比6%拡大したものの、営業経費が同9.45%増加するなど資材や供給品などの経費高騰で収益が悪化したという。同社は昨年、金の生産量が3万702オンスで23年比19%縮小したほか、銅の生産量も1978万トンと同7%減少した。同社は2028年に鉱山活動として寿命を迎えると予測されていたパドカル鉱山での操業をさらに延長するための方策を検討しているほか、北スリガオ州で開発中のシラガン鉱山事業の早期操業開始に向けて準備を進めている。(2月28日・スター)
鉱山企業大手 純益が20%減
2025/3/3
経済
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