農務省は24日に声明を出し、玉ねぎの収穫シーズンに入ったにもかかわらず価格が高騰しているのは仲買業者が買い占めて価格操作している可能性があるとして、傘下の植物産業局が今週中に全国の玉ねぎ倉庫を一斉に検査することを明らかにした。ラウレル農務相は声明で、「国内すべての玉ねぎ貯蔵施設を検査し、収穫されたばかりの玉ねぎが販売されずに保管されていないか検査するよう指示した」と説明している。同局は1週間以内で立ち入り検査を完了させるとしている。国産玉ねぎは毎年2~3月に収穫されるが、2月20日の同省の価格モニターによると、首都圏の市場では赤玉ねぎが1キロ当たり140~240ペソと高値を付けている。1月の価格は同110~180ペソにとどまっていた。一方、輸入玉ねぎは現在同100~160ペソで販売されているという。(24日・スター)
玉ねぎ倉庫を検査 価格高騰で農務省
2025/2/26
経済
