複合企業大手ＳＭインベストメンツのアマンド・テタンコ会長はこのほど、同社の2024年の決算見通しとして、「純益の高い伸びが期待される」と表明した。同社は昨年１～９月期の連結純益が609億ペソと前年比９％増加したと明らかにしており、通年で同程度かさらに高い伸び率が実現できる見込みだという。また、同社は2025年の傘下の各事業に対し総額1150億ペソを支出する計画。同社は小売、金融、不動産開発を核に事業を展開しているが、新しい収益の核となる分野への参入も強化するとしているが、インフレ高騰などで消費者が出費を抑える傾向も強いとして、その傾向に合わせて事業展開する方針を示している。（17日・スター）