国家経済開発庁（ＮＥＤＡ）は17日、マルコス大統領が比韓自由貿易協定（ＦＴＡ）を承認する大統領令発令を決定したと明らかにした。比韓自由貿易協定の政府間合意は、2023年９月にマルコス大統領がジャカルタで開催された第43回東南アジア諸国連合首脳会議に出席した際に署名され、手続きが進められていた。比韓ＦＴＡが施行されれば、韓国は農産物を含む１万1164品目の比産製品に対する関税を撤廃することが決まっている。対象品目の輸出額は31億8000万ドルに達しており、韓国への比からの輸出総額の87.4％に相当する。（17日・スター）