タルラック州に製糖工場を持つ上場企業セントラル・アスカレラ・デ・タルラック（ＣＡＴ）の2024年度（23年７月１日～24年６月30日）決算報告によると、純益が17億ペソと前年度の１億6880万ペソから10倍に拡大した。砂糖キビの生産量が増えたことや市場での需要の高まりで、加工量が41万8533トンと前年度比23.4％増加、総収入も52億9000万ペソと48％増加した。また、一部所有地の売却（売却額36億ペソ）が完了し決算に計上されたことなどから収益が拡大した。同社は25年度の粗糖生産量を１億7930万トンと予想している。（４日・マニラタイムズ）