証券取引所に上場する高級不動産開発大手のシャンプロパティーズはこのほど、複合企業大手サンミゲルの不動産部門、サンミゲル・プロパティーズの子会社、ラピッドシェア・レアルティ＆ディベロップメントの100％株式を25億ペソで買収した。ラピッドシェア・レアルティはマンダルーヨン市ワックワック・バランガイ（最小行政区）に不動産を所有している。マレーシア有数の複合財閥クオック・グループの傘下にあるシャンプロパティーズは首都圏のマンダルーヨン市やパシッグ市などに高級コンドミニアムを次々と開発中で、９月にはケソン市で初となる高級コンドミニアム事業「シャンサミット」を着工させたばかり。また、マンダルーヨン市のシャングリラプラザモールの再開発も計画するなどモール施設運営や商業ビル開発などにも力を入れている。（26日・スター）