アヤラ財閥系拡大商銀大手バンク・オブ・ザ・フィリピン・アイランズ(BPI)は、9月のインフレ率が2.5%と前月8月の3.3%からさらに低下するとの見通しを示した。2020年10月に記録した2.3%以来、4年ぶりの低水準となる見込み。コメの関税率引き下げがインフレ率を押し下げる要因となっているとしている。農務省植物産業局によると、8月単月のコメ輸入量前月比77%増の29万6350トンで、大量の輸入米が国内市場に流入している。同行は2024年通年のインフレ率を3.4%、25年を3.0%と予測している。(14日・マニラタイムズ)
9月インフレ率 2.5%に低下予想
2024/9/16
経済