実業家マニー・ビリヤール氏が経営する不動産開発大手ビスタランド＆ライフスケープスは、三井住友銀行のマニラ支店から20億ペソの融資を確保した。ビスタランドが19日の声明で明かにした。融資で得た資金は借り換えなどに投入する計画だという。同社は、昨年１～９月期の純益が82億ペソと前年同期比70％増加するなど好調で、９月末時点で売上が総額400億ペソと推定される約30の不動産開発事業を進めている。一方、三井住友銀行は比国内の拡大商銀大手リサール商業銀行（ＲＣＢＣ）に出資しているほか、今年初めに日本人投資家をさらに誘致するために比経済区庁と提携している。（20日・マニラタイムズ）