シー財閥の中核持株会社ＳＭインベストメンツのティモシー・ダニエルズ顧問は、2024年にＳＭモール３～４店を新規開業することを目標に定めていると明らかにした。モール運営子会社のＳＭプライム・ホールディングスは2023年10月にバタンガス州でＳＭシティ・サントトマスを開業し、全国のモール支店を85に増やしている。ＳＭプライムは24年の支出を1000億ペソに設定しており、そのうち多くの部分を新規モールの開業や既存モールの改修事業に投入する。ＳＭモール運営事業の総収入は昨年に22年比30％増の719億ペソまで拡大したが、そのうちモール店舗スペースの賃貸収入が613億ペソを稼ぎ出している。ＳＭモールの23年の賃貸スペース占有率は92～94％と極めて高い。（４日・ビジネスワールド）