国内不動産開発大手ダブルドラゴンのホテルチェーン子会社でシンガポールを拠点とするホテル101グローバルは、米有数の証券取引所であるナスダックへの上場を計画しており、その一歩として特別買収目的会社との交渉を開始したことを明らかにした。ホテル101グローバルが最近、米カリフォルニア州ロサンゼルスにあるホテル開発向け用地を買収する合意書を締結した際、ナスダックからも祝福のメッセージを受け取っている。同社は北海道ニセコとスペイン・マドリッド、米カリフォルニアにおけるホテル事業を皮切りに、2026年までに英国、アラブ首長国連邦、インド、タイ、マレーシア、ベトナムなど25カ国への事業拡張を計画しており、株式上場などで時価総額を170億ドルまで引き上げる短期目標を設定している。（21日・スター）