リサール州のワワダム建設計画で、事業を提案しているプライムインフラなどの企業連合体が、５月９日に行われる首都圏水道局の役員会での承認を期待している。同計画が承認されれば2021年初めまでには１日当たり８千万リットルの原水をマニラ水道会社に提供でき、首都圏の新たな水がめになると期待されている。しかし、事業への参加資格を取り消されたサンロレンソ・ルイス・ビルダーズ＆ディベロッパーズが、同局やマニラ水道会社、国家水源委員会を相手取り訴訟を起こしていることが、承認に影響すると危惧されている。（３日・マラヤ電子版）