運輸省のティモシー・バタン次官によると、パンパンガ州クラーク国際空港から首都圏を経由してラグナ州カランバ市までの147キロ区間を結ぶ南北通勤線鉄道(NSCR)の運営権入札に関する情報交換会合がアジア開発銀行本部で5日に開催され、国内外企業22社の関係者らが参加した。同次官は運輸省が国内最大の鉄道事業の運営・保守を請け負う契約締結に向けて海外の専門性を取り入れ、民間セクターの参加を促すために入札参加資格を拡げる方針だと明かした。実際に鉄道産業が発達している複数の外国政府も運営権入札への参加に興味を示しているという。同鉄道は35駅を結ぶ通勤鉄道事業で、1日最大75万人の旅客を運ぶほか、建設や運営事業に約35万人の雇用も生み出すと期待されている。(6日・マニラタイムズ)
国内外22企業が興味 南北通勤線運営で
2025/9/9
経済
